B-075 中林竹洞
nakabayashi chikutou

















- 作家名
- B-075 中林竹洞 nakabayashi chikutou
- 作品名
- 四君子
- 価格
- 350.000円
- 作品詳細
- 掛け軸 紙本水墨 緞子裂 象牙軸 合箱
作品寸法28.3×134.2p
全体寸法45.2×198.5p - 作家略歴
- 中林竹洞
安永5年(1776)〜嘉永6年(1853)名古屋桑名町に産科医中林玄棟の子として生まれる。幼名大助、字伯明、初号筆樵、又号丈昌。後に字成昌、号竹洞と改める。晩年は沖瞻、又は痴翁といった。他に、東山隠士・東山居士・太原虚庵・泰蔵など。14歳の時、山田雲嶂に、また山本梅逸とともに神谷天遊に学び南画の研究を積む。 享和3年(1803)、 27歳で上京。頼山陽・貫名海屋・浦上春琴などとも親交する。 文化10(1813)年以来『平安人物志』文人画家の部の筆頭に名が連ねられる。山水や四君子の画題を得意とし、中国画を範としながら、独自の高雅な画風を確立する。 著書には『画道金剛杵』『竹洞画論』など。
- コンディション他
梅、竹、蘭、菊の四種の花卉を四君子といいます。 明末、中国蘇州で出版され、『芥子園画伝』と並び日本の文人が指南書として学んだ『八種画譜(8冊)』の「梅竹蘭菊譜」に記された陳継儒の序に「文房の清供に独り梅竹蘭菊四君を取るは他無し。即ち其の幽芳逸致が偏に能く人の穢腸を滌うて其の神骨を澄瑩するを以てなり」とあるように、四君子の図は文人精神の理想を投影する文人画の代表的な画題です。中林竹洞は江戸後期、最も忠実に中国文人画の伝統を正統に摂取した文人画家といってもよく、この四君子図は、「孤山籬落」「幽蘭獨芳」「渭水晴光」「栗里晴風」とそれぞれに題されて、文人画家中林竹洞の画境とその精神を窺うに絶好の作品ではないかと思います。また、このように梅、竹、蘭、菊の四種が独立し四幅対としてまとまって現存する作品は非常に希少なものといえるでしょう。
コンディション、多少の折れ、経年のヤケはありますが、表具は文人仕立てで状態もよく、全体としてはよいコンディション、よい掛けものです。この作品は四幅対として掛けられても、春は蘭、夏は竹、秋は菊、冬は梅と、季節の掛け軸として一幅ずつ楽しまれてもよいかと思います。
文政11年(1828)、中林竹洞53歳の作品です。
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