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E-116 小田雪窓

E-116 小田雪窓
Oda Sessou

小田雪窓 1
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小田雪窓 5
作家名
E-116 小田雪窓
おだ せっそう
作品名
岸柳翠如藍
価格
65,000円
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 共箱
本紙寸法25.1×105㎝
全体寸法33.3×174.5㎝
作家略歴

小田雪窓
明治34 年(1901)~昭和41年(1966)

鳥取県八頭郡河原町曳田に生まれる。僧名、雪窓宋甫、室号、蔵暉室。大正元年、鳥取広徳寺杉原春窓和尚の元で得度。大正10年、京都妙心僧堂に掛搭。大正11年、当時京城の妙心寺別院、後藤瑞巌より法を継ぐ。昭和12年、京都府亀岡長林寺副住職。昭和18年、妙心寺派山内大朱院住職。昭和25年、大徳寺僧堂師家。昭和30年、大徳寺派第11代管長。

コンディション他

宋時代の禅僧、仏国惟白の建中靖國續燈録に以下のようにあります。

益州菩提桂芳禪師 問。諸佛出世。梵王前引。
帝釋後隨。和尚出世。有何祥瑞。 師云。三春物象妍。僧曰。
學人未曉。 師云。溪花紅似錦。岸柳翠如藍。僧曰。
便恁麼去時如何。師云。未曾騎竹馬。切忌跨金龍。

上記漢文は、未解読ですが、廓庵禅師の十牛図の内、見牛の頌に「枝上一声々 日暖かに風和して岸柳青し」とあります。この一行「岸柳翠如藍」は、見性(悟り)を開いた後の、心に映る、柳の青々とした情景と捉えることもできましょう。

美品です。