蔵ギャラリー・茶室 八白庵
近代日本の代表的な思想家、あるいは禅者、大茶人ともいわれる久松真一の実父、大野定吉は、茶道や生花を行じ、絵も描けば表具をし、彫刻もすれば花籠も作り、窯を築いて茶碗を作れば、茶室の設計や造園もするという風流三昧の人でした。
「八白庵」では、大野定吉の遺した茶室とそのゆかりの品を一般公開しております。また、江戸時代から遺る土蔵をギャラリーにいたしまして、フランス人画家夫妻「ティレク&ティレセク」と京都在住の画家「西山喬」などの作品を常設展示して、みなさまのお越しをお待ちしております。
大野惣一