美濃派三十六世 川井一白箱
三千の宮 女ども 桃の日の名に遊ぶ 酔ふて狂ふ 桃の媚 さめては恥じる月眉 赤飯の色に免でて あさつきの香に忍ぶ 花がもし 物いはば 男雛にかこ川らん 汐干 廬元 踏みならふ汐干の泥やみやこ鳥
獅子門美濃派俳句資料館