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禅林墨蹟 臨済宗
E-393 愚堂東寔

E-393 愚堂東寔
Gudou Toushoku

 愚堂東寔 1
 愚堂東寔 2
 愚堂東寔 2 愚堂東寔 2
作家名
E-393 愚堂東寔 ぐどう とうしょく
作品名
書簡
価格
御買上げ頂きました
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 象牙軸
鈴木大拙識箱
  本紙寸法34.8 ×15.3
全体寸法(胴幅)55.7×118㎝
作家略歴

愚堂東寔
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コンディション他

【原文】
 口上 御隠居へ可然
 御心得可被下候。以上。

弥可為御堅勝と珍重存候。
然者此書付好便ニ江府へ
被遣可被下候。彼地よりもまだ
便り御座有間布と存候。
禅公も帰屋被致候や。
拙僧も御見舞申度候
得共、何かと取込、不克
其儀候。万々待吉左右
耳。不宣。
 七月十一日 東光寺
  篠左兵衛殿
尚々先日ハ京都より返却
之状被遣被下、請取申候。

【訳文】
 口上 御隠居様へしかるべくお伝えください。以上。
いよいよ御健勝と存じます。しかれば、この書簡を適当な便につけて江戸へお遣わしください。江戸よりもまだ便りは届いていないと存じます。禅公もお帰りなさいましたでしょうか。拙僧も御見舞申し上げたいと存じますが、何かと取り込んでおりまして、それがかないません。万々、吉報をお待ちします。不宣。
 七月十一日 東光寺
  篠左兵衛殿
尚々、先日は京都より返却されました書簡をお遣わしくださいまして、たしかに受け取りました。