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伊藤博文伊藤博文 2
伊藤博文
伊藤博文
Ito Hirofumi
- 作家名
- 伊藤博文いとう ひろふみ
- 作品名
- 詩書
- 作品詳細
- 掛け軸 紙本水墨 緞子裂 須田古龍箱
本紙寸法33.1×134.6
全体寸法(胴幅)48×112㎝ - 註釈
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【翻刻文】
富嶽開顔帯紫霞
湘南春色萬人家
鶴車暫駐滄浪閣
古木庭中又着花【読み下し文】
富嶽顔を開きて紫霞を帯ぶ
湘南の春色 萬人の家
鶴車暫く駐まる滄浪閣
古木庭中 又花を着く【現代語訳】
紫の霞を帯びた冨士の嶺が姿を現し
ここ湘南の町中に春の色が溢れ返る中
天子の車が滄浪閣に駐まり
庭中の古木も又一斉に花開いたようである*明治33年、皇太子嘉仁親王が滄浪閣に行啓した際の自詠