古田織部
Furuta Oribe
- 作家名
- 古田織部 ふるた おりべ
- 作品名
- 書状
- 作品詳細
- 掛け軸 紙本水墨 緞子裂 合箱
本紙寸法47.1×14.9
全体寸法50.5(胴幅)×110㎝ - 註釈
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【原文】
明後日朝
御門跡様へ参上
仕候。付而御私宅ニ而
物を着かへ不申
旨、三主同道ニて
可被参候。御感預示
忝存候。委曲期
貴面節候。恐惶。
古織部
十二月十九日 重然(花押)
下少法眼老
貴報【訓読】
明後日朝、御門跡様へ参上仕り候ふ。
付ては御私宅にて物を着がえ申さざる旨、
三主同道ニて参らるべく候ふ。御感預り示し忝く存じ候ふ。
委曲は貴面の節を期し候ふ。恐惶。
古織部
十二月十九日 重然(花押)
下少法眼老
貴報【訳文】
明後日の朝に、御門跡様へ参上いたします。
ついては貴宅で着物を着がえることはせず、
三人同道で参上いたします。お心遣いいただき忝なく存じます。
詳細はお目にかかったおりに申します。恐惶。
古田織部
十二月十九日 重然(花押)
下少法眼老様※下間法眼は東本願寺の坊官か。