松平定敬
詩書

松平定敬 1
松平定敬 2
松平定敬 2松平定敬 2
松平定敬 2松平定敬 2
作家名
松平定敬まつだいら さだあき
作品名
詩書
作品詳細
掛け軸 絖本水墨 緞子裂 合箱
本紙寸法54×162
全体寸法(胴幅)66.9×215㎝
詳細

【原文】
問余何事栖碧山
笑而不答心自閑
桃花流水杳然去
別有天地非人間
(李白)
【訓読】
余に問う 何事か碧山に栖むと
笑って答えず 心自ずから閑なり
桃花流水 杳然として去り
別に天地の人間に非ざるあり
【訳文】
人は聞く。こんな青くそびえる山に住むのはどうしてか。
心は静かなままに私は笑って答えない。
桃の花びらが、川をゆったりと流れていく。
ここは、(世俗とは)別の世界なんだよ。