梁川星巌
Yanagawa Seigan
- 作家名
- 梁川星巌
やながわ せいがん - 作品名
- 松下弾琴図
- 作品詳細
- 掛け軸 絹本水墨 緞子裂 象牙軸 戸田葆堂箱
本紙寸法38×30.7cm
全体寸法56×117.5cm - 註釈
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戸田葆堂
嘉永4年(1851)~明治42年(1909)大垣の人。本名、鼎耳。天野方壺の門人。雑誌社「鸚笑社」を創設。大垣藩儒野村藤蔭を社主として月刊雑誌を発行。書画鑑定家。
手彫龍門百尺桐 手づから彫る龍門百尺の桐
金徽玉軫璨玲瓏 金徽玉軫璨として玲瓏
應縁世上賞音少 應に縁るべし世上賞音の少きに
弾向空山虚壡風 弾じて向う空山虚壡の風手づから龍門百尺の桐を彫って琴を製した。
金の琴節玉の絃を轉ずる者が璨としてすき透るようだ。
應に世上に琴音を賞する者が少いに縁るのであろう。
弾じて何もない山壡に向かって賞音を求めるのだ。■龍門 山名、伊闕山または闕塞山。河南省洛陽県の南にある
■金徽 金の琴節
■玉軫 玉製の琴、下に絃を轉ずる者梁川星巌、数少ない絵画作品の真筆。
コンディション、ウブなり良好。