安永8年(1779)~弘化4年(1847)
伊勢の人。幼名、泰二。別号、好幽。8歳の時、伊勢円珠院の泰穏について出家。峻烈な禅風で「狼玄楼」として名高い玄楼奥竜の法を継ぐ。浪華円通寺、三河香積寺に住し、諸岳奕堂、原坦山、環溪密雲など、洞門の俊英を輩出した。画を月僊、池大雅に学び、画僧としても知られ、蛸風外とも呼称される。著作に「碧巌録耳林鈔」など。曹洞宗の僧。
画像をクリックしてください