寛文8年(1668)~寛延2年(1749)
京都の人。俗姓、原田。名、元養。四十歳禅語は元椿と称した。号、釣雪。若くして臨済禅に入り、大随玄機に師事。のち師と共に黄檗宗仏国寺の高泉性潡に就く。元禄9年、高泉の法嗣となった大随の印可を受ける。享保18年、洛西鳴滝の尾形乾山旧居に海雲山法蔵寺を中興、開山となる。書画にすぐれ、詩歌・茶道にも通じた。江戸中期の黄檗宗の僧。
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