樋口一葉 Higuchi Ichiyou

明治5年(1872)~明治29年(1896)

東京府内幸町(現在の千代田区内幸町付近)に生まれる。本名、奈津。(書など自署は 、夏あるいは夏子)中島歌子の歌塾萩で桂園派の和歌を学ぶ。明治22年(1889)、17歳で 父を亡くし、貧苦のなかで小説家として身を立てることを決意。妹邦子に支えられなが ら、文筆活動を続け、明治27年(1894)、『大つごもり』、翌28年、『たけくらべ』『 十三夜』などを発表し、森鴎外などから絶賛されるが、結核のため24才で死去する。

樋口一葉 和歌 松有喜色
和歌 松有喜色

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