伊藤若冲 Ito Jakuchu
正徳6年(1716)~寛政12年(1800)
京都高倉錦小路の青物問屋「桝屋」の長男として生まれる。本名、源左衛門。名、汝鈞(じょきん)。字、景和。号、若冲居士、斗米庵、米斗翁など。
若冲は、始め狩野派の画風を学び、やがて、宗元画を盛んに学んだという。宝暦5年(1755)、40歳の時に家督を次弟に譲って以降、さらに江戸の奇想とも呼称される独自な絵画世界を創造していく。その画業の大半は独学によるという。代表作に『動植綵絵30幅』、『仙人掌群鶏図襖絵』、『鳥獣花木図屏風』など。
鶏図 大典顕常讃
鶏図
菊と蜻蛉図
墨梅図・賛者不詳
鶏