松平乗全 Matsudaira Noriyasu
寛政6年(1795 )~明治3年(1870)
三河西尾藩第4代藩主。大給松平家宗家9代。
3代藩主松平乗寛の長男。母は阿部正倫の娘利恵子。天保10年(1839)、乗寛の死により三河西尾藩主となる。寺社奉行、大坂城代を経て、弘化2年(1845)、老中に就任。嘉永7年(1854)の日米和親条約など対外問題により老中を辞職。安政5年(1858)、大老井伊直弼により再び老中に起用されるが、安政7年(1860)、井伊直弼暗殺後に辞職。文久2年(1862)、1万石減封のうえ隠居を命じられ、弟の松平乗秩に家督を譲る。
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