村上肥出夫 Murakami Hideo
昭和7(1933)~平成30(2018)
岐阜県土岐市に生まれる。幼少期からゴッホに憧れ、独学で油絵を始める。昭和28年(1953)、 画家を志して上京、日雇い労働や荒川の鉄橋下で寝起きするような生活のなかで油絵を描く。昭和36年(1961)、彫刻家本郷新の紹介により、兜屋画廊西川武郎の知遇と援助を得て、さらに制作に没頭する。昭和38年(1963)、銀座松坂屋にて新作150点による大個展開催。以後主に兜屋画廊での個展を続け、川端康成から「心力と勇気を私に伝える絵」と絶賛される。平成9年(1997)、岐阜の自宅アトリエが全焼。精神の療養中に逝去。
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