植松茂岳 Uematsu Shigeoka

寛政6年(1794)~明治9年(1876)

尾張藩士小林和六常倫の次男として生まれる。名は繁樹。号は不知、松陰。文化5年(1808)、国学者、板木師であった植松有信の養嗣子となる。有信没後は、本居大平の門人となる。天保6年(1835)、尾張藩士に取り立てられ、翌年、尾張藩校明倫堂に出仕し国学を教授。安政2年(1855)、徳川慶勝が藩主とるとその侍講を務める。著書に『天説弁』、『茂岳日記』、『神代文字論』など。間島冬道、奥田常雄等多くの門人を育てた。

皇国大人文書集
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