大橋翠石 Ohashi Suiseki
慶応元年(1865)~昭和20年(1945)
安八郡大垣北新町に代々染物屋を営む大橋亀三郎の次男として生まれる。本名卯三郎。通称、宇一郎。一五歳のころ大垣の文人、戸田葆堂に入門。明治一六年、京都に出て、葆堂の師、天野方壺に入門し南画を学ぶ。明治一八年、東京に上り、南画家、渡辺小華に入門。明治二八年、内国勧業博覧会に初出品。明治二九年、大阪市立絵画共進会に「月下虎」を出品、三等銅賞受賞。明治三三年、パリ万国博覧会に「猛虎」を出品、金牌受賞。このころ東京麹町に寓居。明治三六年、内国勧業博覧会に「虎図屏風、六曲一双」を出品、二等賞受賞。明治四五年、須磨に転居。以後神戸に暮らす。日本画家。
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