手鑑の「手」とは筆跡のことである。桃山時代、古筆の鑑賞が盛んになり、古筆の愛好家が多くなった。それにともない、収集した古筆を貼り込んで手鑑をつくることが流行した。本品は、古筆研究の大家、久曾神昇氏旧蔵の古筆手鑑である。
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