池大雅
Ike Taiga

 池大雅 1
 池大雅 2
 池大雅 3
 池大雅 4 池大雅 5
 池大雅 6
作家名
池大雅
いけ たいが
作品名
詩書
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 松下秀麿箱
本紙寸法46 ×136
全体寸法55.6(胴幅)×186㎝
註釈

【原文】
父母有過、下氣怡色、柔聲以諫、諫若不入、起敬起孝 癸巳秋初應索盥録 無名

【訓読】
父母過有らば、氣を下し色を怡ばし、聲柔らかにして以て諫む、諫め若し入ずんば、敬を起こし孝を起こしす。

【訳文】
父母に過ちがあれば、顔や声を和やかにして諫めよ、諫めなけらば、また敬い孝行をせよ

安永2年(1773)、51歳の書。

松下秀麿
中央公論編集長。著書に『大雅の書』、『去年の人 回想の作家たち』など。