山本五十六
Yamamoto Isoroku

 山本五十六 1
 山本五十六 2
 山本五十六 3
 山本五十六 2 山本五十六 2
作家名
山本五十六やまもと いそろく
作品名
詩書
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 合箱
本紙寸法33.5×132.5
全体寸法45(胴幅)×212 ㎝
註釈

出自は、中国明代の思想家王陽明の「泛海」。

險夷原不滞胸中  険夷原(けんいもと)胸中に滞(とどこお)らず
何異浮雲過太空  何ぞ異(こと)ならん浮雲の太空を過ぐるに
夜静海濤三萬里  夜は静かなり海濤三万里
月明飛錫下天風  月明錫(しゃく)を飛ばして天風に下る

行く道に困難があるかないかは胸中にはない。それは浮雲の大空を行くのと何も異ならない。夜は静かなり、海の波は三万里も彼方まで続いている。月明かりの下、雲水のように流れるまま向かうのだ。