村上華岳
Murakami Kagaku




- 作家名
- 村上華岳 むらかみ かがく
- 作品名
- 書状
- 作品詳細
- 掛け軸 紙本水墨 緞子裂 村上暉久子箱
本紙寸法43 ×17.8
全体寸法45.1(胴幅)×99㎝ - 註釈
-
村上暉久子
村上華岳の長男常一郎の妻【翻刻文】
小生
病気ますゝ面白から須(ず)
喘息(ぜんそく)と盗汗(とうかん)と熱のために
夜中安眠十分ならず
畫間(書く間)もウトゝとし全く
意弱しています 其(その)他にも悪
い所だらけで随分苦しんで
おり万須(ます)
気分だけは少々
元気でもおり万須が徹底して療養を
せねばならぬと思ってい万須中井先生にも一度書面
差上たいのですが前○の仕末
無性ニ流れており万須 不悪(あしからず)
よろしく御傳へを乞ひ万須前○旨のこと
万々御諒(おさっし)の上よろしく
御願ひを致し万須
後便二て万々
申上万須
華岳拝