田上菊舎、亀井南冥
Tagami Kikusya / Kamei Nanmei
- 作家名
- 田上菊舎、亀井南冥 たがみ きくしゃ、かめい なんめい
- 作品名
- 墨梅図
- 作品詳細
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掛け軸 紙本水墨 緞子裂 平安東海逸人箱
本紙寸法27×179
全体寸法42.1(胴幅)×198㎝ - 註釈
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亀井南冥題詩
江家女史気縦横 画出梅花帯雪法 更識蛾眉無地著 長門故署謹宮名癸亥臘南冥陳人題
蛾眉…眉が細く美しい。転じて美人
地著…土著。土着。その地に住み着いていること【解説】
亀井南冥の題詩には、享和3年(1803)の年記がある。菊舎顕彰会、菊舎略年譜には、〈享和3年10月、別府を訪い、口切り茶会。12月、福岡の亀井南冥や、その弟崇福寺曇栄(幻庵)らと漢詩などを応酬して遊ぶ。〉とあり、作品はその時の出会いによって制作されたものと思われる。