藤井達吉
Fujii Tatsukichi
- 作家名
- 藤井達吉 ふじい たつきち
- 作品名
- 継色紙 あきはれの
- 作品詳細
- 掛け軸 紙本彩色 金襴緞子裂 共箱 太巻二重箱
本紙寸法12.5×21.5cm
全体寸法32.5×106.5cm - 註釈
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《あきはれの かつらのみやの あと●ころ み●はかしこし …………》
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桂離宮を謳う
小原和紙の楮(こうぞ)入りを生かして原紙とし
紫色の箇所…小原和紙を貼付、継色紙とす
白色 〃 …紙を漉いたままの白さを残して継ぎ、銀箔、金箔を押し貼りとする上記の上から岩絵具で青い竹を画き、更にその上に墨で歌を書く
本作品は小原村へ●●後研鑽を重ね、昭和25年~26年頃作製したものと思われる。
表装は他の作品にみられぬ簡素なものでり、通常「さがり」があるが、何回も表装し直した結果気に入ったものとして当表装となり箱書きしたものである。
箱書きしたものは少なく本品は希少価値がある翁は晩年になって(80歳~84歳没迄)翁の名を使用している。
又、県文化会館へ1000点余寄贈してからは作品が手許になくなり空虚を感じてか「空」「夢」の署名を用う。その他「達」名もある。( 以上、メモ書きより)
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