中村天風
Nakamura Tenpu(Nakamura Tenpuu)
- 作家名
- 中村天風なかむら てんぷう
- 作品名
- 詩書
- 作品詳細
- 掛け軸 紙本水墨 緞子裂 合箱
本紙寸法39×130
全体寸法52.5(胴巾)×197㎝ - 註釈
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【原文】 北宋の黄山谷の詩集『山谷集』巻六の「過平輿懷李子先時在并州」と題する詩の一節。 世上豈無千里馬 人中難得九方皋
【訓読】
世上、豈(あに)千里の馬、無からんや。
人中に九方皋を得難(がた)し。【語釈】
千里馬―一日に千里を疾走する馬。才能の非常に優れた人をいう。
九方皋―中国春秋時代の馬の鑑定人。【訳文】
世の中に、どうして千里の名馬がいないことがあろう。必ずいる。
しかし、世間の連中の中に、九方皋のように馬のことがわかる人がいないのだ。
(すぐれた人材はいるが、それを見出して登用する人物がいない)