難波田史男
昭和16年(1941)~昭和49年(1974)
東京都世田谷区経堂に生まれる。父は画家難波田龍起。昭和35年(1960)、文化学院美術科に入学。村井正誠、山本蘭村の指導を受ける。昭和37年(1962)、文化学院中退。このころより制作活動が盛んになる。昭和40年(1965)、早稲田大学第一文学部美術科に入学。青柳正広、大沢武雄に師事。昭和42年(1967)、美術評論家岡本謙次郎のすすめで第一回個展を第七画廊で開催。昭和45年(1970)、早稲田大学を卒業。繊細な描線で幻想的な心象風景を多く描くが、昭和49年(1974)1月29日、九州旅行の帰路、瀬戸内海上においてフェリーより転落溺死する。享年32歳。
難波田史男、初期水彩画の優品。