東郷平八郎
WEB書画ミュージアム 東郷平八郎のページへ
小笠原長生
慶応3年(1867)~昭和33年(1958)
老中小笠原長行の長男として江戸で生まれる。明治17年(1884)、海軍兵学校に入学。海軍大学校教官、海軍軍令部参謀、宮内省御用掛等を歴任。大正7年(1918)、海軍中将に昇進。著書に『東郷元帥詳伝』『東郷元帥金言集』『海戦日録』など。
明治三十八年五月三十日聯合艦隊の朝鮮海峡に於ける空前の偉功を嘉せられ聯合艦隊司令長官東郷平八郎江左の勅語を賜ふ聯合艦隊は敵艦隊と朝鮮海峡に邀撃し奮戦数日遂に之を殲滅して空前の偉功を奏したり朕は汝等の忠烈に依り祖宗の神霊に對ふるを得るを懌ふふに前途は尚遼遠なり汝等愈よ奮励して以て戦果をを全ふせよ元帥海軍大将正二位大勲位功一級伯爵東郷平八郎謹書
美品。