日桓上人
明和7年(1770)~天保11年(1840)
日暮里本行寺第20世。号、一瓢。本行寺の住職の後、伊豆、京都へ転住し、晩年は本行寺に戻り、隠居。 小林一茶と親交を深めた。日蓮宗の僧。
小林蹴月
明治2年(1870)~昭和19年(1944)
長野県長野市古牧中村に生まれる。本名、芳三郎。新聞記者を経て小説家、俳人に転じる。小説に『うもれ咲』『小説ゑはがき帖』『夜半の鐘』など。また、骨董鑑定家でもあり『当世書画大通』を著す。
信州長沼(現在の長野市北東部)の狩野派の絵師で一茶門人村松春甫。一茶の肖像画を描く。
(書状内容)
日桓上人に村松春甫を紹介する文面。《我国やつい戯にも雪仏》の句あり。