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新規掲載品
T-008 頼三樹三郎

T-008 頼三樹三郎Rai Mikisaburou

 頼三樹三郎 1
 頼三樹三郎 2
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 頼三樹三郎 5 頼三樹三郎 6
作家名
T-008 頼三樹三郎らい みきさぶろう
作品名
詩書
価格
65,000円(税込)
作品詳細
掛け軸 紙本 緞子裂 木崎好尚識箱 二重箱
本紙寸法30.1x131.5
全体寸法(胴幅)42.6x185㎝
作家略歴

頼三樹三郎
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木崎好尚
慶応元年(1865)~昭和19年(1944)

本名、愛吉。大阪朝日新聞社に22年間勤務。大正3年、退社後、金石文を研究、『大日本金石史』三巻により学士院賞受賞。晩年は山竹会、山陽会を主宰し、頼山陽、田能村竹田の研究に成果をあげた。著書に『頼山陽全書』八巻、『田能村竹田全書』三巻がある。

コンディション他

【原文】
月光在袖夜凄清
駐馬関山吹玉笙
不恠余音含殺気
眼無夷賊万千兵
 題新羅三郎図 頼醇

【訓読】
月光、袖に在りて、夜凄清
馬を駐め、関山に玉笙を吹く
恠まず、余音に殺気を含むを
眼に夷賊の万千兵無し
 新羅三郎図に題す 頼醇

【訳文】
月光が袖を照らし、夜は深々とふけていく
馬を止め、この逢坂山で玉笙を吹く
その響きに殺気が含まれていてもおかしくない
彼には夷賊の万千兵も眼中にないのだ
 新羅三郎図に題す 頼醇

本紙、小折れ。