安岡章太郎
大正9年(1920)~平成25年(2013)
高知市に生まれる。千葉県市川市、香川県善通寺市、東京小岩、市川市、京城(現在のソウル)、青森県弘前市と各地を転居し、小学校5年から東京青山、目黒などで育つ。慶應義塾大学在学中に召集。昭和26年(1951)、三田文学に『ガラスの靴』を発表し注目を集める。昭和28年(1953)、『陰気な愉しみ』『悪い仲間』で芥川賞受賞。小島信夫、吉行淳之介、庄野潤三らとともに「第三の新人」と呼ばれる。
《ほととぎす 自由自在に聞く里は 酒屋へ三里 豆腐屋へ二里 頭光作 安岡章太郎写》
頭光(つぶりひかる)江戸時代後期の狂歌師。
まずまず美品です。