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歴史人物 1
D-598 佐久間象山

D-598 佐久間象山Sakuma Shouzan

 佐久間象山 1
 佐久間象山 2
作家名
D-598 佐久間象山さくま しょうざん
作品名
書簡
価格
150,000円(税込)
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 合箱
本紙寸法52.1 ×124.2
全体寸法(胴幅)68.8×209㎝
作家略歴

佐久間象山
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コンディション他

【原文】
此間中ハ北海の御魚、沢山ニ送り給
辱く、早速調味候処、又格別之風味、
ニて、家内一同大慶至極ニ候。然ハ今朝の
心富士之詩を認め候。余ハ在面謝。
元旦
芙蓉三万六千丈
突兀上向青霄開
□方合雲被天下
不道有龍行雨来

【訳文】
このあいだは北海のお魚を沢山お送りくださいまして、
かたじけなく、早速調理しましたところ、また格別の風味で、
家内一同大慶至極でございます。さて、今朝の気持ちを
富士の詩として詠みました。あとはお目にかかった時に。
元旦
芙蓉三万六千丈  芙蓉の富士山は三万六千丈の高さ
突兀上向青霄開  突兀と上にそびえて青空を切り開く
□方合雲被天下  □がまさに雲と合体して天下を覆いつくす
不道有龍行雨来  龍が飛び雨をもらたすことは言うまでもない。

※□は「雨+田+月」で雨の様子を表す漢字。