勅使河原蒼風
明治33年(1900)~昭和54年(1979)
父は草月流の創始者勅使河原蒼風。本名、鉀一。昭和3年(1928)、父の求める華道と決別し、東京銀座千疋屋で第1回草月流花展を開催。型を重視した従来の華道ではなく、『いけばなは生きている彫刻である』と独自な華道を提唱し、フランスの国際的な批評家ミシェル・タピエから絶賛される。昭和27年(1952)、ニューヨークで個展を開催するなど、世界各国で展覧会やデモンストレーションを精力的に行う。昭和36年(1961)、フランスのレジオンドヌール勲章授与。平成13年(2001)、生誕100年を記念して世田谷美術館で大規模な回顧展が開催された。
《孤鶴一声破寒烟》
こかくのいっせい かんえんをやぶる
美品。