日本人の持つ美意識の結晶ともいうべき掛け軸。日本人の創造した優れた美術の多くは、掛け軸という表現様式に託され、さらにその輝きをまして、今を生きる私たちに感動と喜びを与えてくれます。また、それは、故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知ることでもあります。長良川画廊は、近世、近代書画専門の画廊として、日本の貴重な文化遺産である掛け軸を中心に、選りすぐりの作品をご紹介をするとともに、鑑定、評価、買い取りなどのご相談にもお答えしております。

《わたしたちが失いつつあるもの》

日本人に受け継がれてきた『学びのこころ』

日本に最初の中央集権国家が生まれる飛鳥・奈良時代以降、外来文化である仏教と儒教は、日本の学問の中心となり、日本人の精神的規範となって日本の文化に深く浸透していきます。また、一方には、遙か神々の時代より、自然の営みに寄り添い、自然に溶け込んで生きる、日本人固有の自然観、死生観があります。日本の豊かで多彩な優れた文芸はそうした歴史的背景、精神風土の下で育まれてきました。また、そこには、学芸を尊び、「学びのこころ」を大切にした古き日本人の姿があります。

『学びのこころ』にふれる今月の一点

無依の真人
久松真一

久松真一 1

独脱無依

近代における日本独自の禅思想の展開のなかで、西田幾多郎よりも鈴木大拙よりも、禅に生き、禅を近代的思想として語ったのは、久松真一である。あるいは、最も臨済禅の正統を受け継いで、禅思想を宗教として語ったのは、久松真一である。また、現代において、白隠の禅画や書がアートとして注目されるように、久松真一の書は、井上有一、森田子龍ら、書の革新を目指した現代の書家に大きな影響を与えた。また、茶禅一味の言葉の通り、近代を代表する茶人でもあった。この「独脱無依」の書は、まさに、禅の求める究極を表すものであり、近代最大の禅者久松真一の禅機にふれる格好の作品である。

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展覧会のご案内
画家 村上肥出夫

会期 2017.5.27(土)~6.6(火)、 6.18(日)~6.24(土)

会場 長良川画廊

※ 展覧会図録を発行いたします。お申し込みは長良川画廊まで

長良川工房

長良川工房

掛軸・屏風・和額などの表装、修復、染み抜きなどを専門とする表装工房。
長良川画廊直営。

長良川工房
岐阜市泉町16
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山崎弁栄記念館

山崎弁栄記念館

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岐阜市泉町16
山本ビル1階

久松記念館

久松記念館

久松記念館
岐阜市
長良福光228-2

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八白庵

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11-10

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長良川画廊は、掛け軸、屏風、日本画、洋画などを専門に取り扱う美術商として、芸術家、文学者、思想家、宗教家、学者、政治家など、あらゆる書画の鑑定(無料)と買い取りをいたします。また、日本人作家のみならず、中国人作家、韓国人作家の鑑定(無料)と買い取りもいたしますので、掛け軸、屏風、日本画、洋画などの鑑定と売却は、お気軽に、書画専門、長良川画廊にご相談ください。

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