千代女(加賀の千代尼)/近世文学/掛け軸、絵画の買取 販売 鑑定/長良川画廊

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近世文学
C-268 千代女(加賀の千代尼)

C-268 千代女(加賀の千代尼)
Chiyojo(kaga no Chiyoni)

 千代尼 1
 千代尼 2
 千代尼 3
作家名
C-268 千代尼ちよに
作品名
建部綾足宛句入り書状
価格
380,000円(税込)
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 合箱
  本紙寸法40.2 ×30
全体寸法(胴幅)43.1×117㎝
作家略歴

千代尼
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建部綾足
享保4年(1719)~安永3年(1774)

江戸に生まれる。弘前藩家老喜多村校尉政方の次男。俳号、葛鼠、都因、涼袋、吸露庵など。画号、寒葉斎。20歳のとき兄嫁と密通して弘前を出奔(異説あり)、各地を放浪、始め、大坂も志田野坡に入門し俳諧を学ぶ。延享4年(1747)、29歳のときに浅草に吸露庵を営み俳諧師として立つ。寛延3年(1750)、長崎にあって、熊代熊斐、石崎元徳に、南蘋派の画法を学ぶ。宝暦13年(1763)、賀茂真淵に入門。5・7・7の三句からなる古詩体(片歌)の復活を提唱。晩年は読本の先駆的作品「本朝水滸伝」「西山物語」を著す。

コンディション他

【翻刻文】
明月や何処までのばす富士のす(そ)
明月や留守の人(にも)丸ながら
菊畑や夢(にたたすむ)八日の夜
夕暮れを引きあつめて(ぞしか)の声
京へ出て目(にたつ)雲や初時雨

※句はすべて『千代尼句集』所収。