102.櫟文峰 紅葉山水図 合箱
絹本彩色36×127
103.櫟文峰 香魚図 合箱
絹本彩色41.9×40.5
104.櫟文峰 春景山水図 合箱
絹本彩色26×123.3
◆櫟文峰・1891~1970 大野郡高山町上一之町(高山市)に生まれる。名は順造。明治38年、京都の加藤英舟に入門。大正2年、第7回文展に初入選。大正3年、京都市立絵画専門学校別科に入学。大正6年同校卒業。大正十年、橋本関雪に入門。大正15年、東福寺毘沙門堂の襖絵を制作。昭和26年頃、郷里高山に帰り制作を続ける。日本画家。昭和46年に没。
105.本田蔭軒 水墨山水図 共箱
紙本水墨33×132
106.本田蔭軒 放生延寿 共箱
紙本淡彩25.3×113.7
◆本田陰軒・1883~1950 本巣郡七郷村(岐阜市)に生まれる。別号、穆堂。青木正児、小島祐馬と共に支那学舎を結成し同人誌『支那学』を創刊。画を富岡鉄斎に師事。龍谷大教授。文学博士。昭和25年に没。
107.林雲鳳 大和絵四季 四幅対 共箱
31.3×123
◆林雲鳳・1899~1989 土岐郡笠原村(笠原町)に生まれる。名古屋の森村宣稲に師事。昭和3年、宣稲の勧めにより上京、松岡映丘に師事。昭和5年、第1回帝展に「海の浄土」初入選。昭和10年、映丘門下により紅日会結成。昭和20年、戦災により笠原町に帰る。主に帝展で活躍。日本画家。平成元年に没。
109.蒔田松豊 すず虫 共箱
紙本水墨19.5×109
◆蒔田松豊・生没不明 岐阜に住む。別号、稲廼舎。牧田種麿の門弟と思われる。大和絵の画家。
110.森半逸 山水図 合箱
絹本水墨42.4×125.5
111.森半逸 山水図 紙箱
絹本彩色42.7×112.5
◆森半逸・1848~1940 葉栗郡島村(愛知県一宮市)に生まれる。本名、嘉兵衛。別号、六々斎。弟、半景も画家。岐阜市笹土居町に移住。村瀬太乙に詩文を、村瀬秋水、吉田稼雲に絵画を学ぶ。文人。南画家。
112.後藤秋厓 竹涯宵話図 共箱
絹本著色28.3×122
◆後藤秋厓・1886~? 山県郡山県村(岐阜市)に生まれる。名は正秀。京都に住んで田近竹邨に南画を学ぶ。
113.仁林聾仙 秋景山水図 合箱
紙本淡彩30.8×134
114.仁林聾仙 竹林人物図 合箱
絹本淡彩45.3×35.8
115.仁林聾仙 観音図 紙箱
絹本金泥15×18
◆仁林聾仙・1865~1935 大垣代官町に生まれる。明治3年、5歳のとき川に落ち聴力を失う。明治15年、京都に出て久保田米僊、森寛斎に入門、四条派の画を学ぶ。明治28年、九州漫遊の途につき、途中耶馬渓に滞在。帰国後、大垣市東長町に居を定める。明治36年、大阪勧業博覧会に「初冬山水」出品、二等銀牌受賞。大正8年、南満州鉄道株式会社総裁野村龍太朗の招きで満州へ渡る。大連のヤマトホテルの壁画制作。以後満州に定住。四条派的要素のなかにも漢画的な独自な画風を持つ作品を残す。日本画家。昭和10年、大連にて没。
116.松永天章 南天鴛鴦図 合箱
絹本彩色41.8×84
117.松永天章 しだれ桜に遊鯉図 合箱
絹本彩色31.4×122.2
118.松永天章 遊鯉図 合箱
絹本淡彩31.4×122.2
◆松永天章・1879~? 垂井町に生まれる。初め河村光文、のち川端玉章に師事し四条派を学ぶ。花鳥を能くし、特に鯉の画家として著名。
119.清水古関 寒牡丹図 共箱
絹本彩色30.3×138
120.清水古関 林和靖図 合箱
絹本彩色41.5×105.5
121.清水古関 水墨山水図 合箱
絹本水墨40.4×104.8
◆清水古関・1879~1949 不破郡表佐村(垂井町)に生まれる。明治30年、京都市立美術工芸学校に入学。卒業後、竹内栖鳳、菊池芳文に学ぶ。明治43年、岐阜市加納に転居。以後、画塾を開き後進の指導をする。日本画家。昭和24年に没。